先週土曜日(9/17)2校時、がん教育の一環として、『いのちの授業 ~がんを通して~』と題しての講演会を体育館で行いました。体育館には3年生、E組、F組の生徒が集合し、1・2年生は各教室にてオンラインで視聴しました。
最初に、校長より講師紹介、そして今回の企画・運営を担ったロハス・メディカル・ジャパンの川口 利氏より、講演会の内容(三部構成)、そして「いのち」とは?、日本でがんにかかる人の確率(二人に一人)など、これからの講演を聞くにあたっての基本情報をいただきました。
写真:がん教育講演会冒頭の様子
第一部は、『がんは身近なもの』と題して、医師の久住英二先生より講演がありました。以下、概略を掲載します。
・がんは細胞の遺伝子の傷で、毎日5000個ほどのがん細胞ができているが、体の免疫システムが、がん細胞を殲滅している。
・がんは遺伝よりも、生まれてから受ける影響の方が大きい。
・がんの治療:化学療法、免疫療法、放射線治療、手術
・がん検診:肺がん、胃がん、大腸がん、子宮頸がん乳がん等とリキッドバイオプシー(血液採取のがん検診)
・医療はなんのためにあるのか。それは「良い人生を生きるため」に用いる手段
・私が医師になった理由
写真:第一部 久住先生の講演