3月8日(水)3年生の2,3時間目は、地元にお住いの方を講師にお招きし、道徳の特別授業を行いました
講師の方は植木業に従事されている方で、4年ほど前に仕事中に左手首から先を失う大けがをされ、現在は義手をつけて生活をされています
はじめに、事故が起きた時から、救急搬送、病院での入院生活についてお話をいただきました
次に、退院後、義手を使って日常生活をするための訓練の様子についてお話をいただきました
常に前向きな姿勢で訓練を重ね、現在は3種類の義手と6種類の手先具を使い分けながら生活をされています。義手を使い分けて生活される方は珍しく、日常生活の様子について学会での発表や研修動画のモデル、講演会の講師など、本業以外でも精力的にご活躍されています
最後に、生徒の皆さんに伝えたいこととして、
・体の一部を失っても大丈夫
・失ったものを数えるな、残ったものを最大限生かせ
・人生に無駄は無い
・考えるべきは、過去よりも未来
・家族は大切に
・友達や仲間は沢山いた方が良い
・手が無いから可哀想?不幸?
・正解は1つではない 人の数だけある
とまとめていただきました
お話の後、多くの生徒から質問があり、ひとつひとつの質問に丁寧に答えていただきました
最後に代表生徒がお礼の言葉を述べました
人生を前向きに生きていく姿勢が伝わる、とても素晴らしい特別授業になりました